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バベルのtomtomcafeのレビュー・感想・評価

バベル(2006年製作の映画)
5.0
かつて人々は1つの言語で話していたのですが、天まで届くバベルの塔を作ったことで神の怒りに触れ、人々にばらばらの言葉を話させるようした旧約聖書のエピソードがタイトルの由来。
モロッコ、アメリカ、メキシコ、日本の遠く離れた都市で、一発の銃弾を通じて交錯する群像劇。
心から悪い人間なんて存在しなくて、言葉が通じないことにより生じる摩擦と、言葉が通じないなりの人と人との交流の悲しさの中に、かすかなあたたかさを見いだすのです。
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