歌詞以外のセリフは決して多くないのに、こんなにしっかりストーリーが構成されてるのが驚き。暴力的な反戦デモはそれ自身が新たな火種を生むという矛盾を持つ。逆に力のないデモは効果が薄い。それに対してアートとはどうあるべきかを問い掛けているようにも思う。そして、平和とはなんなのか。答えはAll You Need Is Loveなのかな。 つまりはLove&Peaceなビートルズ映画。ビートルズの名曲の数々は、役者が演じながら歌ってる(別録りの口パクじゃない)からこその迫力。それだけでも観る価値ありだね。