ドゥニヴィルヌーヴでミステリー。
最後まで見て、おお…と思ったけど「プリズナーズ」を超えなかった。この作品は謎解きメインで少しずつ真相に近づいていくんですけど、そういう動きがないのがちょっとニガテなのよねー
多分、衝撃の作品っていうならこっちだと思うんだけど
プリズナーズは、おっさんたちが走ったり暴れたりして謎解き以外に気が散ったので私的にはよかったの。あともう、これ、プリズナーズどころじゃなく、話が…重たい…
ヴィルヌーヴの作品にずっと感じていた「答えのない数学」が、作中でモロ取り扱われていました
なんかメチャ恥ずかしいから弁明しとくけど、「複製された男」のレビューで書いたやつ、アレはあっちを先に見て、ちゃんと自分で思った感想ですからね!
そして「答えのない数学」って、物語と現実の融合、文系と理系の架け橋な気がしてなんかドキドキするのだ
ヴィルヌーヴらしく、必要なところをちゃんと説明してくれて、映画的にはわかりやすくていいカンジなんだけど、文化が違いすぎて謎だらけ。
信じる宗教でお前はこう、って区別される感覚とか。
日本って宗教も人種もあんまり頓着ない島国なので、差別どころか、区別の段階にすら立ってないんだよな
「宗教が違うからなんだ!」って思うけど、マジでなんなのかわかってないと思う。日本人
南部にいくのがどの程度危険なのかもわからなかったしね
ママの人生が壮絶なことしかわからなかった。
で、こんなスゴイ人生送っといて死んだあともここまで用意して、なんだこの人。なんだこのスゴイ人
最後まで見ても、文化的にめちゃ遠さを感じただけだった
これは衝撃の人生なんだろうか?
それとも、そういうこともままある国だということに衝撃を受ければいいんだろうか?
いろんな言葉が飛び交っててぜんぜん文化的背景わからんかった
日本人にはなんかもうちょい資料が必要そうです