mako

王様とボクのmakoのレビュー・感想・評価

王様とボク(2012年製作の映画)
3.0
原作はやまだないとのコミックです。 
6歳の頃にブランコから落ちて以来昏睡状態で眠り続けているモリオ(菅田)。その後、長い眠りからモリオが目を覚ましたことをニュースで知ったミキヒコ(松阪)は、キエ(二階堂)と病院に会いに行くが、12年ぶりに再会したモリオは、身体が18歳の青年に成長していたけど、心は6歳のままだった。 

 菅田将暉は心は6歳、体は18歳の難役を演じてます。 

この映画を観て一番に感じたことは、切ないってこと。 

私達は、長い時間をかけて体に合った年齢になっていく。 
まぁ、私の場合は精神年齢は20歳位で止まってるけど(笑) 

モリオは目覚めたら18歳になってる。びっくりするよね。 

そして、ミキヒコは普通に成長してきてるけど、大人になることに戸惑いを感じている。
大人になりたくないと叫んでいる。 
でも、モリオはなんでミキヒコが大人になりたくないのか分からない。 

私は子供の頃は大人になりたかった。大人になったら子供っていいなと思う。戻りたいとは思わないけどね。 

複雑な年齢のもどかしさを描いている映画だと思います。 
mako

mako