きーみーをーきーみーをあーいしてーる♪
いやーー懐かしいー天空のエスカフローネ。わたし当時（96年）オタクどっぷりだったから懐かしい。流行ったな〜。でもファンタジー系得意じゃなかったからスルーしちゃってたんだ。で、数十年の時をへて見てみたよ、劇場版。
まあ世界観はそのままに設定が微妙に違っている劇場版を、特にファンでもないヤツが見てもしかたないわけだけど、ただ、当時としては驚異的な絵の美しさと、音楽の素晴らしさ（溝口肇＆菅野よう子コンビ）は、今見ても色褪せない。

そういえば当時高校生？だかそのへんだった坂本真綾のデビュー作であるんだなぁエスカフローネ。歌声も最高。
そしてまた当時のアイドルだった智一くんやみきしん、こんな壊れたキャラ初めて見たみなみちゃんや、今やネズミやトナカイで全世界を魅了している大谷育江など今や大御所の声優陣。

生きる目的を失った少女・ひとみがある夜水底の夢を見る。
放り出された先は中世のような異国ガイア。
彼女が授かった役割は鎧と心を共鳴させる“翼の神”。
あの日失くした心がガイアの風の中で再び羽ばたき始める——。


2000年に上映された異世界ファンタジー作品。

サンライズと韓国企業との初の正式製作&出資で作られた日韓米合作作品。
TV版とは設定・ストーリー全てが異なっているので別作品として観ること。

ロボは兵器から世界を救う神に
ストーリーは王道からダークファンタジーに
主人公は前向きな恋愛脳から己憐憫の塊に

最高級の作画に貴種流離譚なストーリー
そしてディテールの増えた飛行船に圧倒的重量感のあるロボ

音楽を担当しているのはTV版同様菅野よう子
ノスタルジーでロマンスに溢れていてそれでいて荘厳
彼女の真価は劇場レベルの作品で発揮されるので素晴らしいに尽きる。

物語ラストのバァンの見送る顔からはひとつの物語の"終わり"がしっかりと読み取れた。

ただ、
フォルケンの最期は別のやり方があったと思う。

TV版よりも映画版のほうがおススメ。

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🔍information🔍✐✐✐✐✐✐
TV版が韓国で高視聴率を取り、韓国側からのオファーで映画化が実現したらしい。

タイトルにもなってるエスカフローネってなんだ？ってところからそもそも始まる………
主人公のヒトミって女の子が地球とは違うガイアって星にいつの間にか移動していて………これって夢じゃないみたい……

エスカフローネってのはどうやら鎧の事らしく………このガイアの世界ではヒトミは翼の神ってことらしい

耳が長かったり……獣の姿だったり
でも瞳の中は宇宙があったり

劇的な音楽の演出があったりと悪くは無いけど………もう少し深く物語を楽しみたいって思っちゃう映画