荒野の狼

英国王のスピーチの荒野の狼のレビュー・感想・評価

英国王のスピーチ(2010年製作の映画)
4.0
『英国王のスピーチ』(原題:The King's Speech)は、2010年のイギリス・オーストラリア・アメリカ合衆国の歴史ドラマ映画。第83回アカデミー賞で作品賞、主演男優賞(コリン・ファース)、監督賞(トム・フーパー)、脚本賞(デヴィッド・サイドラー)の4部門を受賞。ジョージ6世が、吃音をセラピストのライオネル・ローグの治療で克服していく様子と、1936年のジョージ5世崩御、兄エドワード8世の退位、ヒトラーの台頭するドイツへの宣戦布告など当時の歴史もうまく織り込んでいる。なお、ジョージ6世が登場する映画としては、2017年のイギリス映画『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』では、チャーチルと毎週一度食事をしていくうちにチャーチルと良好な関係が築かれていく過程が描かれた。一方、本作でもチャーチルは登場するが、最初からジョージ6世をサポートしているように描かれているが、これはチャーチルの美化であり、実際、チャーチルは、エドワード8世(親ナチであった)をサポートしていた。
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