ももさく

英国王のスピーチのももさくのレビュー・感想・評価

英国王のスピーチ(2010年製作の映画)
3.0
1925年、大英帝国博覧会閉会式で、アルバート王子は父親の代わりに演説を行う事となる。

吃音症→言葉を上手く話せない障害。日本では、どもり、吃音とも言う。噛む、突っかかるとは別物である。

ジョージ6世、アルバート(コリンファース)吃音症に悩む。左利きだが右利きに、X脚も矯正した。

エリザベス妃(ヘレナボナムカーター)ジョージ6世の妻。

ライオネルローグ(ジェフリーラッシュ)言語療法士。

エドワード8世(ガイピアース)ジョージ6世の兄。立場もわきまえない恋におぼれている。

他出演者→マイケルガンボン、ティモシースポール、デレクジャコビ、ジェニファーイーリー、アンソニーアンドリュース他。

ゴールデングローブ賞、アカデミー賞など他にもかなり沢山の賞を取っており気になっていた作品。難しそうだな、だらだらたんたんとしてそうで眠くなりそうだなと何となく思っていました。でも実話と知ると何故か見入ってしまう私。

ヘレナボナムカーターが演じる妻が素敵。常に寄り添って支えてる。車の中でのイチャイチャも何か好き。

字幕で見たせいか吃音ってのが日本語なら分かりやすいんだけど英語だと分かりにくかったかも。結構喋れてるように見えてしまいました。

録音、歌、プラモデル、てんかんの弟、ヒトラー、タバコも印象的。

調べつつ見てたらハリーポッターに出てた役者が3人も出てるし、パイレーツのバルボッサ!。

親の教育圧力とか気づいてあげてないとか幼い頃の精神的なトラウマからと思っていたけど、はっきりとした原因が分かっていない感じだし生まれつきは無さそうだし何なんだろ。私も緊張するタイプだから言葉出なかったり真っ白になったり焦って何言ってんだか分かんなくなったりするけど、そう言うのとは違うみたいだし。

言葉を巧みに使って上手に話せる人って本当凄いなって思う。人とのコミュニケーションってまず会話な気がするし。

国の王様でも人だから何かしら悩みがあったりするんだな、1人の人の成長を見ているようで最後はドキドキした。

「分からないが演説が上手いな」