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マジンガーZ対暗黒大将軍のLEOのレビュー・感想・評価

マジンガーZ対暗黒大将軍(1974年製作の映画)
3.3
暗黒大将軍が送り出した、機械獣を凌駕する新たな敵・戦闘獣の攻撃により大ダメージを受けたマジンガーZと光子力研究所。
さらにはダイアナンAは大破し、甲児の弟兜シローも生死をさまよう重傷を負ってしまう。
シローへの大量輸血をした上にマジンガーZも修理が完了していないまま再出撃した甲児だが、マジンガーZは戦闘獣軍団の前に絶体絶命のピンチに陥ってしまうのだが、その前に突然グレートマジンガーが現れ…という話。

能登半島地震で被災した永井豪記念館が、収益の一部を地震災害義援金として寄付するために期間限定の無料配信をしているので超久々に観た、後番組の宣伝の為のメディアミックスの走り的な作品。

遥か昔に「東映まんがまつり」に連れて行ってもらって観たのが最初だが、後番組の主人公と共闘する話としては最高にワクワクした作品である。
今はスーパー戦隊シリーズで普通になっているけど、この形は本作が大もとなのかな?
「○○対△△」と謳いつつ両者が戦わない図式も然り。
マジンガーZは暗黒大将軍とは直接戦っていないw

マジンガーZがこんなにボロボロになる前にもっと早く出てこいや!なんて野暮なことは言ってはいけない。
ヒーローとは遅れて登場するものだからね!

TV版の『マジンガーZ』の最終回とほぼ同じストーリラインなのだが、細部の記憶がそちらと本作がゴッチャになっていたようだ。
今見るとデザインも微妙に違ってたんだなぁ…。
剣鉄也がデビルマンの田中亮一さんで、兜剣造が初代五右衛門の大塚周夫さんだったなんて全く記憶がなかったわ。
(TV版は野田圭一さんと柴田秀勝さん)
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