よりとも

リトル・ダンサーのよりとものレビュー・感想・評価

リトル・ダンサー(2000年製作の映画)
3.4
□見たきっかけ
フィルマークスで高評価だったから

○良かった点
・ストライキで生活や将来に不安を抱く環境下がとてもリアルで、ビリー一家の追い込まれていく様子がリアルに表現されていた。
・父親の前でダンスを見せるビリーの動きや表情が印象的だった。
・全て投げ打ってビリーを応援する父の温かさがよかった。自分のプライドよりも息子の夢をとるの父や兄がかっこよかった。

△気になった点
・ビリーの声がホームアローンのケビンの声でそのイメージがずっと残った。
・最初ロッキーみたいに無名の人が成り上がっていく映画だと思って期待したがそうでもなかった。
・友達のマイケルは一体何だったのか?不自然にふらっと登場して、ちゃっかり女装してラストの公演に出ている。彼は必要だったのか?
・映画のテーマが色々ありすぎて分かりにくかった。ジェンダー的なものなのか、バイセクシャル的なものなのか家族愛なのか。まぁ全てなのかもしれないが。
・ビリーを育てた先生が途中から雑な扱い。ラストの講演にも来ていないし、かわいそうだと思った。
・リアリティを追求してか、後半ダイナミックで心ワクワクするシーンはあまりなかった。世間ではかなりの高評価だったが、自分にはそこまで合わなかったのかもしれない。
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