あっくん

リトル・ダンサーのあっくんのレビュー・感想・評価

リトル・ダンサー(2000年製作の映画)
4.9
最初に…最近諸事情により、レビューが出来なくてすみませんm(__)m⤵⤵
当分ゆっくりな自分のペースで作成していきますが、夏前頃に復活を目標に、今後も皆様がレビューを拝見して頂けたら嬉しいです❗(o≧▽゜)o

今回は久しぶりに観賞🎵
やっぱり炭鉱スト+ヒューマンドラマは相性抜群❗❗✨(o≧▽゜)o

🩰あらすじ
1984年イングランド北部の寂れた炭鉱町は不況によりストライキ勃発。炭鉱夫の父、兄、認知症の祖母と暮らす少年ビリーは父の希望であるボクシングクラブに馴染めずにいる中で、近くで開いているバレエ教室に魅せられ、秘密で体験しながらもバレエの才能を開花する。
しかし、頑固な父にバレてから猛反対されながらもバレエコーチであるウィルキンソン夫人と共に更に秘密の特訓が続く…。

🩰感想
最高に素晴らしいの一言❗
以前のレビューでも言いましたが、炭鉱スト+ヒューマンドラマ=最高の名作を生み出してくれます❗
“フラガール”、“パレードへようこそ❗”(レビュー参照)、“遠い空の向こうへ”(レビュー参照)、“ブラス❗”、“フルモンティ”等々。

夢を持つのは楽しいし、心の支え…でも叶うことは山あり谷あり…。
ましてや炭鉱ストライキというかなり過酷な厳しい状況の中…。
生きる事だって辛くなるかもしれない…。
それでもビリー少年は踊り続ける…。
ダンスが大好きという衝動が抑えられず、辛い環境にいる事を忘れる位に踊り続ける…。
ビリー少年を観ていると夢を持つ事の大切さ・素晴らしさが伝わります…。そして昔の自分も思い出すような気がします…。(・・;)

ビリー少年の踊りは表情そのもの❗そして健気で繊細…。
怒りや楽しさ、喜びやイライラ等々、躍りで表現できている所が凄い❗
その踊りは観る側にも必ず伝わる❗
そして暗く寂れた雰囲気なのに何故か明るい…。それは町の希望の光にも思えるビリー少年のダンスが輝いているから…私はそう思えてなりません…。
お気に入りはバレエの師匠であるウィルキンソン夫人と踊るブギウギシーンとラストの白鳥の湖ですね🎵(o≧▽゜)o

🩰キャラクター
キャラクターも良すぎる❗
ビリー少年は勿論、頑固ながらも息子の才能を埋もれさせない強い愛が凄く伝わる父、バレエの才能を見抜いて喧嘩しながらもビリー少年を見守るウィルキンソン夫人、影ながらも応援するゲイの友人、他にも認知症の祖母や気の強い兄、亡くなった母親(手紙のシーンもお気に入り❗)やウィルキンソン夫人の娘さん等々。
そのどれもが不器用ながらも優しくも強き絆で繋がっている…。
絆の大切さは夢を叶う事に対する重要さが伝わります❗(σ≧▽≦)σ

🩰キャスト
キャストも素敵🎵
素晴らしい踊りを魅せるビリー少年のジェイミーベル(ロケットマン、崖っぷちの男)、師匠であるウィルキンソン夫人にアカデミー賞候補になったジュリーウォルターズ(ハリーポッターシリーズ、マンマ・ミーア、新作「秘密の花園」が楽しみ❗)、父役にゲイリールイス(戦場のアリア、ギャングオブニューヨーク)大人ビリーに人気バレエダンサーのアダムクーパー等々。

監督もスティーヴンダルドリー(ものすごくうるさくてありえないほど近い、実写化ウィキッド期待❗)、脚本のリーホール(戦火の馬、ロケットマン)と凄い❗

ビリー少年の踊りを観ると、大切な何かを教えてくれる…。観ていない方は是非ですね🎵(o≧▽゜)o
あっくん

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