今さらながらに鑑賞しました。
有名なメインテーマが流れ、夕陽をバックに艶めくF-14戦闘機。管制塔や地上スタッフの、テクニカルな動きや情報伝達。そして精鋭パイロットたちの華麗なフライト。
冒頭からグッと引き込まれました。これはリアルタイムで映画館で観たら、その足でフライトジャケットを買いに行ってしまう気持ちも分かります。
トム・クルーズは凄まじくかっこいいですね。鍛え上げられた身体は白Tシャツだけでもカッコよく、笑顔に白い歯が輝けば、天下無双の色男。
相棒役のアンソニー・エドワーズのキャラは最高でしたし、ライバル役のヴァル・キルマーも独特の悪さを醸し出していていい感じでした。
ネタバレは避けますが、戦闘機パイロットは命がけの戦闘のために修練しており、それは訓練時でも同じこと。カッコいい!だけでは済まない過酷さがありますね。
仕方ないといえば仕方ないですが、もうちょっと何とかならなかったのかな…。そんな切なさが勝ってしまいました。
ともあれ、空中戦の迫力と臨場感は素晴らしく、1987年の作品ということは、きっと生身や現物で工夫して撮影されていると思います。恐れ入りました!新作への期待がかなり高まりました。