Chivaさんの映画レビュー・感想・評価

Chiva

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ラストマイル(2024年製作の映画)

4.6

「これどっちなんだろう?」と途中からずっと気になりました。

エンドロールにAmazonの名が出るのかどうかです。興奮していたので見逃したかもしれませんが、その名やニッコリマークは見つけられなかったか
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ビートルジュース(1988年製作の映画)

4.1

ビートルジュース最新作がリブートじゃなくて続編だと聞いたのを好機として、やっと鑑賞。

あ、ウィノナ・ライダーが出てるんだっけ…とオープニングで知ったものの、出てきてビックリ。ウィノナ姉さん、美少女だ
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.2

前作の細かいところを覚えていないかも…と不安もありつつ鑑賞したところ、オープニングですぐにデンジャラスゾーンにテイクオフしてしまいました。

スカッとクリアな映像で感じる澄んだ空気を、重厚かつシャープ
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

4.2

好きなゴジラでした。ネタバレはもちろん、展開のニュアンスも感じさせないように本作品の良いと思ったところを伝えるのが難しいと感じます。

あぁ、そうなるんだろうなぁと先が読めてしまう感覚が途中で湧いてき
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メメント(2000年製作の映画)

4.7

※2024年4月:リバイバル上映企画に心から感謝。知ってて観るとまた面白い!これリアルタイムで観て情報整理が追い付いていた人がいたらすごいですね。映画館で観たら音の臨場感も加わって一層の魅力を感じまし>>続きを読む

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.5

あ、あの本の話じゃないんだ…。

表紙ビジュアルとタイトルのインパクトから、いつか読もうと思いつつも腰を据えられていなかった吉野源三郎さんの「君たちはどう生きるか」。

本作で同書は主人公にとって重要
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スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(2023年製作の映画)

4.7

「哀しき定め」と「大いなる力に伴う責任」。

コミックや映画で、多様な設定で表現されてきたスパイダーマン世界に共通するテーマ。それがヒーローの華々しさだけでない生々しいリアルを感じさせてくれて、スパイ
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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

3.8

マリオがちゃんとilluminationのキャラらしく、むにっと柔らかくて弾力がある可愛いキャラに仕上がっていた!

配管工という設定はちゃんと生かし、悩めるオッサンとしての姿も表現。でも土管の向こう
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RRR(2022年製作の映画)

4.5

素晴らしい作品だと痺れ上がったにも関わらず、レビューを書けずにいました。

ストーリーの盛り上げ方、恋愛やコメディ、友情、音楽とダンス、アクションなど、てんこ盛りです。

ナートゥダンスは純粋に心が躍
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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

4.2

これは映画館で観て良かった。

「ジャズは熱い!その瞬間の感情を音に乗せるから、無限の楽しみがある。」(要約)

主人公の大は仙台の河原でサックスを吹いている時から、上京しても、少しずつ舞台に立つよう
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トップガン(1986年製作の映画)

3.6

今さらながらに鑑賞しました。

有名なメインテーマが流れ、夕陽をバックに艶めくF-14戦闘機。管制塔や地上スタッフの、テクニカルな動きや情報伝達。そして精鋭パイロットたちの華麗なフライト。

冒頭から
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ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ(2021年製作の映画)

3.8

気づいたらトム・ハーディ作品を連続で観ていました。映画館に行けなかったので配信で鑑賞。

有料なのに間違えて「吹替版」を選んでしまい後悔しかけましたが、あの掛け合いをハイスピードで全部読むのは大変そう
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インセプション(2010年製作の映画)

4.2

もしも夢を共有して他人の潜在意識に潜り込めたら…というコンセプトを、ノーラン式に複雑で引き込まれるシナリオと映像世界で魅せてくれた作品。

あの世界が無重力だからこっちの世界も無重力と言うなら、なぜこ
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ウエスト・サイド・ストーリー(2021年製作の映画)

4.4

「ロミオとジュリエット」を20世紀アメリカの人種間のいざこざで表現した作品。

昔のウェストサイドストーリーはちゃんと観たことがなかったので、ロミジュリのあの切なさがどう表現されるのかなと思ったら、
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オールド(2021年製作の映画)

3.2

M・ナイト・シャマラン監督だからなぁ...。

急に老いるってSFかオカルトかでしか理由付けできないだろうしなぁ...。

とは思いつつ、気になってしまい観賞しました。

オチが肝なので語る言葉に気を
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イン・ザ・ハイツ(2021年製作の映画)

4.6

ミュージカル好きの友人から勧められ、何も前情報なしで映画館に行ったら…

肉体から湧き上がる生命エネルギーのようなものをびしゃびしゃ浴びせられ圧倒されました。やっぱ凄いわラテンの皆様。

私自身ミュー
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竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

3.9

「人生はやり直せないけど、仮想世界"U"なら違う自分になれる。。。」

いや、身の回りの現実よりもっと怖いですね。生体認証で固有のキャラが生成され、リセット不可。反感を買えば世界中から叩かれるし、異分
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劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

4.0

想定通りの良さという感じですかね。

《鬼滅レベル別 想定感想》

レベル0:全くの鬼滅未知

ねんねんころり こんころり
(隣の一家のパパは寝堕ち)。

レベル1:TVのダイジェストだけ

うぉ
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浅田家!(2020年製作の映画)

4.2

被写体である人物と向き合い、よく理解してその内面をも写真に写し出す。

そんな主人公政志(ニノ)のように、「家族」の有り様を温かくリアルに写し出した中野量太監督。うまい。

普段はのんびりほっこりなの
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TENET テネット(2020年製作の映画)

4.5

いやぁ、ダンケルクの時もそうでしたが、引きずり込まれます。あっという間に2時間半が過ぎました。まずはスクリーンで観るべきでしょうね。

これから観る方に言いたいのは、大筋の流れを追えば楽しめるから安心
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ドラゴン危機一発(1971年製作の映画)

3.4

ブルース・リー作品が映画館で観られる!まさかこんな機会を与えて頂けるとは。企画した方と地元の愛すべきミニシアターさんに感謝です。

製氷工場のボスが悪いことをしていて、仲間を殺されたブルースが大暴れ.
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もののけ姫(1997年製作の映画)

4.5

環境破壊と人類繁栄のトレードオフだとか、行きすぎた人間の欲望が招く厄災だとか、資源を奪い合い戦争する人間同士の愚かさだとか、重いテーマを投影してかっこいい評論を展開されることが多いイメージだった本作。>>続きを読む

トゥルーマン・ショー(1998年製作の映画)

4.4

昨今のテレビ番組でも手を替え品を替えしながらもてはやされているリアリティショウ。

リアリティの為のドラマティックな演出の下で、役者が自覚的に「演じて」いるであろう、リアリティショウ。

本作品は、は
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キャッツ(2019年製作の映画)

3.3

やっぱりCATSは、生身のライブ感を楽しむ演目かなと...。酷評されているほど悪くはなかったですが。

ミュージカルCATSは劇団四季バージョンでも、ロンドンでも観ました。アンドリュー=ロイド=ウェバ
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アリー/ スター誕生(2018年製作の映画)

4.0

ガガ様 、やはり一段頭抜けた存在感ですね。歌のパワーがものすごいし、演技もいけるとは!そしてブラッドリー・クーパーの才能!歌えてイケメンで監督もできちゃう。これからも楽しみです。

ウェイトレスをしな
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ジョーカー(2019年製作の映画)

4.4

せめて一つでも、ホッと息を吐ける救いがあれば...。

映画で、ゲームで、たぶんコミックでも、圧倒的な存在感と危険な魅力を出してきた、ジョーカー。

今作の彼は、まさにあのシーンさながら、重い足取りで
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アントマン(2015年製作の映画)

4.2

何となく地味な印象だったアントマン。アベンジャーズを観るために観てみたら、面白かった!

スコットの人柄がすごく良いw。絶対的な信頼をくれる娘と、娘のために必死に戦う父。

アクが強いピムファミリーも
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アントマン&ワスプ(2018年製作の映画)

3.9

アントマン、前作で地味な印象を払拭できていました。Disney deluxeで出ていたので観てみたら、やっぱり面白かった!

何だかんだ言って人柄が良いスコットと可愛すぎる娘とのやり取りは最高だし、前
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スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム(2019年製作の映画)

3.8

MCU世界での思春期スパイディはこんな感じでしょう。悪くはないんじゃないですかね。サノスやら何やらでハチャメチャになって、指パッチンでハイ五年後ですってなったら、もうイヤになって無理もないかなw。ちゃ>>続きを読む

スパイダーマン:スパイダーバース(2018年製作の映画)

4.8

久々に、素直に喜べるスパイダーマンの映画を作ってもらえた!ありがとう!スタンも出てきて申し分なし。

VENOMの最後の予告編、わざと期待値下げてた?あれを観た感じでは、わりと近年のアーティストが描い
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女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

3.7

フツウじゃない。ツーフー(痛風)だ。

英国でも脚本で受賞しているようですが、強い強い英国人としての自信と誇りがあればこれを笑い飛ばせるのだろうか。

コメディとして痛快な展開があるのかと思い観に行っ
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キャプテン・マーベル(2019年製作の映画)

3.8

MARVEL映画ならではの安心クオリティ。ネコちゃんやらサミュエル・L・ジャクソンやらブリー・ラーソンやらのキャラが良く、笑わせてもらった。

AVENGERSはまだ観ていないので分からないが、聞くに
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グリーンブック(2018年製作の映画)

4.4

かなり好きな映画❗トニー本人が関わっている軽妙な脚本が良いのか、役者の演技が良いのか(ヴィゴにも賞をあげたいくらい)、二時間引き込まれっぱなしだった。

イタリアン腕っぷし大食漢トニーと、アフリカン知
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バーニング 劇場版(2018年製作の映画)

3.5

「納屋を焼く」は読んでいないけど、不思議さを残しながら頑張って読み進めたら、最後に全部伏線が回収...されなくて不気味に終わる(笑)みたいな感じが村上春樹なのかなと思った。

ビニールハウスが並び、農
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パッドマン 5億人の女性を救った男(2018年製作の映画)

4.3

自分の内から湧いてくる純粋な熱意に素直に向き合うことって、なかなかできないと思う。

ましてや、村の人、母や妹、そして妻までに疎まれ、独りになってしまったら...。

何のための熱意なのか、果たしてや
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.7

短く極太な人生の圧倒的なパワー。知らぬ間に吹き出ていた涙。

実はFilmarksで信頼がおける何人かの方のレビューを読んで、昨年に観に行っていました。

で、スコアの数字だけ入れて...レビューは
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