PANDADA

TEKKEN -鉄拳-のPANDADAのレビュー・感想・評価

TEKKEN -鉄拳-(2009年製作の映画)
2.0
バンダイナムコの格闘ゲームシリーズ「鉄拳」が原作。

世界秩序が崩壊した近未来、世界は8つの大企業により分割統治されていた。その中の一つ、三島平八率いるテッケン財閥に母を殺された風間仁は、三島平八主催の武術大会“The King of Iron Fist Tournament”に参加し、おりあらば、母の復讐を遂げようとする、、、みたいなお話。

原作をベースにして、わかりやすいように作ったオリジナルストーリーです。

キャラは原作にだいぶ近づけようとする努力の見える所と、まったくそんな努力をしていない所が混在しています。そんなカオスな感じが、作品にガツンとしたB級感を醸し出します。

時折、遠目のカメラで観ると、原作に近いように観えますが、カメラが遠いからであって、こちらの目の錯覚ですね。

アクションは凄いんだか、凄くないんだか、よくわからない戦闘シーンがパパッと流れて、すぐに決着するような流れですが、心にヒットするシーンがないことからも、やはりショボいと言わざる得ないかなぁ。

たまーに、聞こえる日本語は非常に聞き取りづらく、難解な単語を使ってるなぁと思ったら、ただ下手くそなだけでした。いや、わざわざ日本語の必要ないし。

看板や標識にも日本語が散見されますが、「控え室」とある所が、「手控え室」とあって、何の事だか気になってしまい、ストーリーが頭に入らなくなる箇所もちらほら。

きっとチープなB〜C級映画だろうなぁという予想を裏切らないクオリティはある意味素晴らしいですね。

本作に挫けず今後もB〜C級映画も観ていきます( ̄^ ̄)ゞ。。
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