Otun

ミツバチのささやきのOtunのレビュー・感想・評価

ミツバチのささやき(1973年製作の映画)
4.6
観よう観ようと先送りに観れてなかったシリーズ。
ヴィクトルエリセ作、『ミツバチのささやき』。

こりゃ、すげー。
凄そうだ凄そうだ、とは思ってたら、やっぱ、すげーw。

異国のちびっ子の日常を描いた映画であるはずなのに、日本人の私にすら何故だか幼少期の思い出の様に観れてしまう。感じてしまう。
子供の持つ、不用意な好奇心や、衝動的な残酷さ、必要以上に想像してしまう恐怖やら、そして、心とまだ全くリンクしていない感傷。んで、一点の曇りもない、真っ直ぐな瞳。その危うさ。優しさ。優しさ。


そして突如、目の当たりになってしまう、残酷な現実。もう、ありありと。
嗚呼、なんだよ、もう、くそう。フランケンよ、もう、くそう。くそう。


にしても、主人公との姉、二人のちびが可愛い過ぎる。たまげる。恐ろしいほどに可愛い。願わくば、養子にしたい。

あー、そか。
今では、もう俺より年上か(笑)。
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