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狼たちの午後のハムのレビュー・感想・評価

狼たちの午後(1975年製作の映画)
3.4
割と序盤に面白さのピークが来たから、ここからこの銀行強盗の話だけでどうやって2時間も話を持たせるのかなと思ってたけど、ワンシチュエーションにしては割と最後まで飽きずに楽しめた。

ストーリーの起伏があまりないと思ったら実話ベースだったとは。

最初から犯人達は無計画で情けなかったけど、他の人物の話や銀行での行動を通して徐々に犯人の人物像が分かっていくにつれて何となく可哀想だしやっぱり情けないしでちょっと同情もしたくなる、でも人質とって犯罪犯してる時点で許してはいけないしでどんな気持ちで観てれば良いのか途中から分からなくなった。

「ドゥ・ザ・ライト・シング」とかもそうだったけど暑さって嫌だよね…暑いってだけでイライラして何も考えたくなくなる。それに画面を通して観てるこっちまでもハアハアしてくるような不快さがある。

そういえばアル・パチーノの髪型がめちゃくちゃ盛ってあったけど、あれは身長高く見せるためだったりする?笑
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