ベビーパウダー山崎

バッドデイズのベビーパウダー山崎のレビュー・感想・評価

バッドデイズ(1997年製作の映画)
2.5
レザボアあたりのタラ坊映画に寄せまくっても感性が80年代なジョン・アーヴィン。宝石強盗のハーヴェイ・カイテルが裏切り者のスティーヴン・ドーフを探して殺すまでの90分。チャイニーズマフィアまで話を広げてしまうのはごちゃごちゃし過ぎて集中が途切れる。そのマフィアを仕切るのがエリオット・グールドだったりもするが、あっさり退場してしまいがっかり。復讐のために暴力のみでゴリ押ししていくカイテルのプロモーションビデオ程度の出来。感情はやけに強く映しているのに銃や人殺しに重さがない映画はいまいち。