誰がなんと言おうと、ホドロフスキーに爆笑されようと、リンチ自身が思い出したくないくらいの作品であったとしても、俺はこのDUNEが大好きです。
なんならSTAR WARSより好きです（SWファンには怒られそうだけれど）。
確かにリンチの思い通りに作れなかったかもしれないけれど、やっぱり普通の人が撮ったらこうはならないよね。いや、批判する人の気持ちはわかるし、概ねその通りだとは思うけれど、でもなんかこの気持ち悪さが癖になるというか。総集編的な展開とは言われるけれど、所謂TVアニメの出来の悪い総集編劇場版とかとは全く違って、ちゃんと必要なところには時間をかけてるので、ストーリーの壮大さや重みは感じられるし、難解なはずのストーリーも分かり易い。ガンダムでいうとGレコTV版いける口の人は大丈夫だと思います（すぐガンダムで例えるのはガノタの悪いところ）。
他のリンチ作品とは一味違いながらも、冒頭からリンチが好きそうな美人が出てきたり、リンチ作品でお馴染みの人たちが出てたりで、ドーナッツ食べながら観たくなる映画だね。
