メルヴィルのベルモンド観る
久しぶりまた観るです
原題「帽子」
スラングで密告者の意味があるそ
うです
殺人と強盗
二つの事件の陰で動いた「いぬ」
は誰だ？の話でそこまで複雑で
ないのをわざと複雑にしてる所があり
いきなり名前飛び交うので二度観ない
と分からないという感想多いです
今回は一度前回は二度観ました
ベルモンド演じるシリアンが陰で動き
冒頭から登場する仲間のモーリスが表
で動く感じ。
シリアンは最後の最後まで謎めいて
翻弄されるモーリスが打つ手はどう
出るかですかね
シリアンずっと帽子被ってます
ラストも二つの見方あるような作りで
シリアンがどちらか言うと卑怯な男に
も見えてしまうのが微妙です
私にはそう見えました
シリアンが警察で尋問される結構長い
シーンをワンカットで撮ってた
動き周る刑事が「柔らかい肌」のジャン
・ドサイーだと気付く
黒幕っぽいミシェル・ピッコリが特別
出演風扱いなのでもう少し観たかったな
メルヴィルはドロンの「サムライ」が
好き過ぎてどうしても比べると饒舌過ぎ
るような気もします
十分面白いけど比べるとですが
32/220
