最初は、落ち目の作家が曰く付きの時計台がある町にやってきて、ミーハーなおじいちゃん警官と謎を解いていく設定かと思いきや違ったし、ホラーでもスリラーでもなかった笑
酷評が多いけど、雰囲気を楽しめる(微妙なオチ?もある)割と良作かなと思います。
妄想(夢)と現実の見せ方も上手いし、創作者の頭の中ってきっとこんな感じ。
主人公が娘の死をあんなに懺悔したのに妻のもとに戻り本もまぁまぁ売れたってオチは別になくても良かったかなと思いました。
但し、おじいちゃん警官が実際に殺人の上自殺してたとしたら、本当に二人を殺したのは誰なのか?と思うとあのラストはゾッとします。
機会があれば大鴉も読んでみたいですね。