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ちりも積もればロマンスのtugmiのネタバレレビュー・内容・結末

ちりも積もればロマンス(2011年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

主人公のジウンは88万ウォン世代の就活ニート。親からの仕送りも途絶え、口座残高もない、50ウォンのコンドームも買えないどん底で、ある日アパートを追い出されます。
そこへ貯金が生きがいのホンシルが現れ、2ヶ月間で500ウォン稼がせる代わりに何でもいうことを聞く、を条件に2人の共同ビジネス?貯金?生活が始まります。

実にさまざまな(セコイ笑)アイデアで、あっという間に蓄えを増やしていく2人。そんなに上手く増える?とか思うけど笑

お金の無駄になるから宗教、病気、恋愛はしない主義のホンシル姉さんは最後の最後までブレなくて好き。
恋愛しないといいつつ静かな女を演じたり(失敗)、朝から晩まで歩き続けるデート(お金かからない)したり、可愛い。
だからこそ、ただのキス最高でした。

あと、日本で言う就職氷河期的な世代のジウンがいつでも前向きなのも逆に良かった。あわよくばミントちゃんとワンナイトしたいところとか笑 搾取されっぱなしだったけど最終的に取り返したしね!

個人的には主人公とヒロインが信頼関係生まれつつも恋愛までは発展しない関係でラストまでいってくれたおかげでしっかり笑えました。ぐちゃぐちゃせずにスッキリ見れた。
お金の使い方は人それぞれだけど、自分も大事な人の笑顔のために使いたいなと思えるラスト(エンドロール含め)でした。
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