千年女優

スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐の千年女優のレビュー・感想・評価

3.5
クローン大戦勝利で共和国が分離主義勢力との抗争で優位に立ち、自身もパドメとの恋を成就させ平穏を掴んだかに見えたアナキン・スカイウォーカー。パドメの妊娠を機に彼女の死を予見する悪夢に苦しむ彼が、その脆弱な精神を籠絡されて暗黒卿ダース・ベイダーへ転落する様を描いたスターウォーズのプリクエル・トリロジー最終話です。

「クローン大戦やらんのかーい(^^)/▽」と髭男爵になってしまった一作(後でアニメでやりました)で、結果としてこの三部作はアナキン変貌の物語にほぼ特化され、それには3作は長過ぎました。共和国の瓦解とシンクロさせる構想は良かったと思うのですが、あまりに緩やかに過ぎたために文字通り劇的でなくなってしまったのは残念です。

それでもやはりベイダーのあの抜群のルックが誕生する様は垂涎もので、ファンであれば否が応でも興奮させられます。次々とジェダイが倒される共和国転覆の映像も楽しく、再度オリジナル・トリロジーを見たくなる作品です。余談ですがジェダイは面とか胴の大技狙いで小手取られがちなので、剣道を学びなおしたほうが良いですね( ̄∇ ̄)
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