Nana

パンズ・ラビリンスのNanaのレビュー・感想・評価

パンズ・ラビリンス(2006年製作の映画)
3.6
ギレルモ・デル・トロ監督のダークファンタジー。ちょっと愛子様に似た可憐な少女が主演で、女の子と異形、醜い心の人間と、シェイプオブウォーターのスペイン版。

あらすじ
スペイン内乱時代。父を亡くしたオフェリアは母と再婚した冷酷な大尉の元にやってくる。旅の途中で出会った妖精にラビリンスに案内され、パンに会ったオフェリア。実は彼女は地底の王国の王妃だったが、人間の世界に来た時にその記憶を失ったと聞かされ、再び王国に戻るために三つの試練を与えられるのだが…

虫と傷が苦手な私にはちょっとチャレンジ映画でしたが、世界観に惹かれて、ビビりながら最後まで観てしまいました。

悪役が期待以上にえげつなくて、特に拷問シーンはドキドキしました。パンのキャラが最後まで良いんだか、悪いんだか分からなくて、まあそれもパンらしいのかな。
ヨーロッパのファンタジーは、多少のグロさや物悲しさ、怪しさとセットになって、そこがまた魅力的。
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