懐古主義の男の話。
ウディ・アレン映画お馴染みのインテリ野郎とのバトルあり笑
婚約者の女性とのパリ旅行。
真夜中に一人で街を歩いていたら自分の大好きだった時代にタイムスリップ!
フィッツジェラルドやらヘミングウェイやらピカソやら、偉人に簡単に会えてしまう。
しかし、その最高の時代に生きる人々もやはりその時代に不満を抱いていて、昔の方が良かったと嘆く。
あれ?
懐古主義のカラクリに気付いてしまう。
でもこの映画は懐古主義を批判する内容ではない。
それも含めて自分であるということは言ってくれる。
でも昔に対するアプローチの仕方が変化していく感じかな?
やっぱり自分のやりたいこと、求めることに忠実にっていうのはあるのかもしれませんね。
歴史詳しい人が見たらかなり楽しいんだろうな。
自分はそういうの疎いんで結構な会話が理解できなかった。
しかし、偉人はめんどくさい人ばかりという描かれ方でしたね笑
最近ウディ・アレン映画見て毎回思うのは、言葉というものの虚しさ。
言葉は所詮表面上の表現でしかないんだなって。
だからって真の関係性を築く方法がわかったわけではないんだけども…
「私は自分の心に従うわ」って台詞が印象的でした。