山椒

サイコの山椒のネタバレレビュー・内容・結末

サイコ(1960年製作の映画)
3.2

このレビューはネタバレを含みます

ヒッチコック作品みるか〜と
重い腰を持ち上げて鑑賞

当時の手法ですごいのはわかる!
わかる、、、けどやっぱり
白黒はみてて集中力が切れてしまう!

ジャケットの叫ぶシーンが
しっかり本編でも
印象的に使われてるのはいい感じ

不倫してて人生悩んでる時に
あんな大金目の前に
現金で出されたらそうなっちゃう
気持ちもわからんでもない

でも警察にマークされてる状態だと
車買い替えるの意味なくない?
気が動転してた現れなのかな

モーテルで童貞感あふれる
剥製大好きマン
マザコン男と知り合ったが最後で
めちゃくちゃあっさりやられてる

お金に気付かない状態での
殺人ってところが闇が深い

当時のアメリカでは
性描写、暴力、女装は
全てタブー視されていたもので
この作品は全て盛り込まれてるから強い

殺人のシーンで
刺すシーンは見せないのも
ヒッチコックのこだわりだそうな

白黒映画ならではって感じだけど
血糊はチョコレートシロップらしい

この女主人公だろうなと見せかけて
序盤で殺されちゃうのも
この時代には新しかったのかも

女装したノーマン・ベイツが
犯人だったわけだけど
どうしてこの女を狙ったのか
イマイチ動悸が見えてこない

自分と自分の母親が
彼の中で二重人格として
投影されていて
その関係性が他者によって
壊されそうになると
攻撃的になるって感じなのかな

2〜4まであるので見ていきます
山椒

山椒