幼少期に見てなつかしかったので再鑑賞。
映像と音楽がめちゃめちゃいい。（ちなみにfilmarksで使われてるパッケージ画像は90年版じゃなく新しいやつだと思う、90年版のほうがもっと手が込んでる）
この3.0はすべて映像と音楽へささげます…
が、ストーリー的に子どもには見せないでほしいかな…（大昔のおとぎ話から当時の価値観を知る、という意味ではいい資料ではあるが、それをそのまま"正しい""理想""美しいもの"として現代の子どもに与えるのは危険）
数々の望まぬ相手との結婚強要を拒絶してきたおやゆび姫なのに、結局、念願かなってたどり着いた花の国の王子と出会って5秒で結婚は笑う。そうはならんやろ。
アンデルセンの時代は結婚こそが幸せで、「めでたしめでたし」と考えられていたんだろうけど、三十路の私でさえ、「え、わざわざ結婚する理由とは…？」と、とにかく誰かと結婚するという大前提があることの違和感しか残らなかった。
あと、子を持つことを願ってやっと授かったおやゆび姫を大切に育てていた女性、突然おやゆび姫さらわれて可哀想すぎるのだが…彼女も幸せにしたって…
