KenichiAkagawa

アバターのKenichiAkagawaのレビュー・感想・評価

アバター(2009年製作の映画)
4.0
アバターを操作して原住民を説得する任務を受けた主人公ジェイクが、原住民を理解し、自分の行動に気づかされる・・・そんなお話。

3Dの普及に大貢献したこの作品。2009年の作品ですが、今みても、やっぱり面白いです。人類が他の星に行くような映画は、だいたい進んだ文明をもった星にいく展開が多い中、こちらは逆で、人類が侵略者的な位置づけです。これがなかなか新鮮です。

とにかく映像がきれいな作品で、夜の森とか すごい引き込まれますね・・・
ただ、大気が人間には毒のようで、この辺はどことなく「風の谷のナウシカ」を彷彿させます。最後の戦闘において、劣勢になった原住民に森の生き物が見方するあたりも、「王蟲の怒りは大地の怒りじゃ・・・」を感じます(笑)

また、この星の宝がなんちゃらっていう鉱石ではなく「木」っていうのがいいですね!人間の脳細胞を遥かにしのぐニューロンのような構造がある木って・・・この木がポイントになるのはラピュタにも通じるものが(笑)

それにしても映画のイメージカラーが青っていう・・・こういうカラーがある作品も珍しいですよね。最初にアバターとのリンクの部分までは、背景説明的な展開が続きますが、アバターにリンクしてからは、怒涛の展開で、あっという間に2時間半が過ぎます!

こちらの評価が思ったより低めでびっくりしたのですが、自分は好きですねぇ~ 単純に楽しめる!たまに見返してます!!
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