健一

ノーマ・レイの健一のレビュー・感想・評価

ノーマ・レイ(1979年製作の映画)
3.9
1979年 🇺🇸映画 カラー作品。

第52回アカデミー賞
主演女優賞(サリー・フィールド)
歌曲賞 受賞。

ずーっと前から観たかった本作。
自身3回目のお取り寄せレンタルにて。

🇺🇸南部の工場に勤めるノーマは 報われない低所得者。
そんな彼女は全米労働組合から派遣された労働組合作りの活動家と出会う。
ノーマが働く工場に組合を結成する為にやってきた男は ノーマと共に労働組合結成を目指し活動していく。

本作でオスカー受賞の "永遠のおてんば娘(むすめ)" サリー・フィールドの演技が素晴らしく、テーマも重いのだが、作品自体は至ってシンプル。
というかちょっとシンプル過ぎる。

もう少し労働組合を結成する難しさ、会社側からの冷徹な攻撃みたいなものを描いて 社会派っぽくして欲しかったかな。

わかりやすく言うと
「重そうで軽い。」という印象。

昔の作品なので当然だが
ボー・ブリッジス(ジェフ・ブリッジスのお兄ちゃん)が若い!!
でもって 細い(痩せてる)。
昔からぽっちゃり兄ちゃんなのかと思ってました。 こんな痩せていた時期もあったんですね。

現在 働いている環境に満足いかず、悩んでいる方。サービス残業、賃金、労働条件に苦しんでいる方。
もしかしたら本作が何かヒントをくれるかもしれない。多分。


😷コロナパンデミック中に鑑賞😷
健一

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