劇場版第5作。これもテレビで見てるなぁ。
映画では初となるいわゆる「黒の組織」もので、これ絡みのタイムラインと1話完結の登場人物が成長しない日常推理ミステリが並行して進む不思議な時空間がコナンシリーズの特徴であるのは、よく知られるところ。
そんな訳で「黒の組織」は比較的ハードで非情なタッチで描かれるものの、今回これを見返したら意外とマヌケなミスで殺しに失敗してたりして、フィンチャーの「ザ・キラー」を先行してるなとか思ったりしました。笑
一方、殺人事件の方は申し訳程度にネタバレに留意した記述するなら「世紀末の魔術師」にも出てた藤田淑子さんがある意味真逆の役どころで再登場。
ではありつつ「大物声優が犯人」の法則は順当に遵守の方向で。
エンディング主題歌のビーイング体制って実は2作目からなんだが、本作での倉木麻衣起用は満を持して感ありますな、ある年代以上にとっては。