Automne

ダンサー・イン・ザ・ダークのAutomneのネタバレレビュー・内容・結末

4.4

このレビューはネタバレを含みます

救われないからこそ、哀しみとあいまって息子への愛情の強さが伝わって来る。
理不尽なことはたくさんあって、世界は混沌としていて、彼女はただ息子を愛していて、空想の世界では救われる。それだけが、ただ、たしかなのだということ。
「これは最後の曲ではない」と歌えば永遠にミュージカルは続く。
床が外れたあと、執行人たちによってカーテンが閉められたとき、フィナーレの鋭利で艶やかな美しさを見た気がしました。
また観ます。
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