ようすけ

ビフォア・ザ・レインのようすけのレビュー・感想・評価

ビフォア・ザ・レイン(1994年製作の映画)
4.2
歴史を学ぶのは、人間が犯した過ちを教訓にするため……なんて言う人もいる。「失敗の本質」なんてベストセラー本もある。けれど、いつの世もやはり同じ過ちばかり繰り返すのだなぁ。三部作の悲劇の循環ループ構造を見て思った。

雨の前、悲劇の臭いが初めから最後まで漂っていた。言葉、顔、写真の各部のタイトルも、それぞれの物語を繋ぎながら、それぞれのパートの重要な役割を果たしていた。銃を撃つ場面が多くあるが、撃ってしまってから後悔する描写も多い。時は待ってくれない。
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