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007/カジノ・ロワイヤルのkirioのレビュー・感想・評価

007/カジノ・ロワイヤル(1967年製作の映画)
3.4
10年ぶりくらいに再鑑賞
素晴らしい楽曲とコメディ色が全面に押し出されたジェームズ・ボンドだが、そのめちゃくちゃなシュールぶりに唖然

原作権の問題で揺れ動いていた007映画
「ネバーセイ〜」と同じく、王道のユナイト・シリーズとは袂を分かつ本作

5人の監督のもと、ピーター・セラーズやデヴィッド・ニーヴン、ウディ・アレンなど複数人のジェームズ・ボンドが現れる

ひたすら支離滅裂なギャグが展開される本作
観客を完全に置いてけぼりな一本である
ただ謎のシュールさは、後の「オースティン・パワーズ」などにも近い匂いはする
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