007/カジノ・ロワイヤルの作品情報・感想・評価・動画配信

「007/カジノ・ロワイヤル」に投稿された感想・評価

はぐれ

はぐれの感想・評価

2.7
バート・バカラックのあの名曲が聴ける映画。

自身の監督作品ではないのにウディ・アレンが出演しているのがとにかく新鮮。共演シーンこそないがオーソン・ウェルズ、ジョン・ヒューストン、ピーター・セラーズ、ウィリアム・ホールデンといったレジェンド達とウディ・アレンが同じ映画に出ているその事実に胸が熱くなる。
留

留の感想・評価

2.2

昨日見たクレしんの《新婚旅行ハリケーン失われたヒロシ》同様、とっ散らかり過ぎて焦点が定まらない。おふざけが過ぎてかえって笑えない。
笑えるとこもある。ウッディ・アレン(デヴィッド・ニーヴン 初代ジェームズ・ボンドの甥っ子)が実は黒幕で、世界中に細菌を撒き、全女性を美女に変え、身長140cm以上の男性は殺すという性的コンプレックスからボンドと闘っている。このシークエンス、当時のウッディ・アレンの情け無さがすごくリアルでかなり笑える。
ピーター・セラーズのカジノでの物真似は誰を真似ているかが分からないので笑えなかった。デボラ・カーが登場するシーンのスコットランド訛りも英語話者には面白いのだろうと想像される。
綺羅 星の如きスター達がバカをやってるが、ピーター・オトゥールが一瞬出た時は「こんなのに出ないでよ!」と言ってしまった。ジャクリーン・ビセットはクレジットではジャッキー・ビセットだった。軽い扱いされてたの?
印象的だったのはバート・バカラックの音楽。いかにも軽いノリで『この映画を真剣に見ちゃダメだよ』と教えてくれている。冒頭のライオンがたくさん出るシーンでは《野生のエルザ》〜『ボーン・フリー』(ジョン・バリー作曲)が臆面もなく流されるし、B・バカラックの”The look of love”はかなり頻繁に、“What’s new pussycat?”も一瞬聞かれる。
ベルリンのシークエンスでは表現主義っぽいセットや色使いが面白かったが、それ以上にこのセットの女主人が《チキチキバンバン》のボンバースト男爵夫人、アンナ・クエイルだったこと。並居るボンド・ガール以上に俺好みはこのおばさんだっていうことに気づいた。
IMDbによるとこの映画、6人が監督し11人が脚本に参加している。ウッディ・アレン、ピーター・セラーズはさもありなんだが、ビリー・ワイルダーやベン・ヘクトまで書いているようだ。船頭多くして船アララット山に上ってしまった好例だろうか?
2時間11分版だったが、ぶった切られているように思う。
ピーター・セラーズがスポーツカーに乗り込んだのに、カーチェイスがない。
一応、これ以前の《007》映画は見ていると思ってたが、もう一度見返して、ダニエル・クレイグの新作も見なきゃだなと、ますます見るべき映画が増えてしまい、見る時間がない人生の黄昏時である。
半兵衛

半兵衛の感想・評価

3.7
主役であるピーター・セラーズが途中でいなくなり、どんどん変になる後半の展開はすさまじくカオスに。主役不在をごまかす強引すぎる編集も見る人に混沌をもたらす(ヒロインが捕まる→ピーター・セラーズのジェームス・ボンドがヒロインの乗った車を追う→何故かレーサーのスーツに着て偶然あったF-1カーに乗って追おうとする→次のシーンでなんの説明もなくピーター・セラーズが敵に捕まっているなど)。

それでも次々と出てくる豪華キャスティング、本家に負けない豪華な美術、軽妙で優雅な音楽でゆるゆるな気分で最後まで見れちゃう。特に次々と出てくるヒロインが本家ボンドに負けないくらい美人ばかり、しかも大半が半裸や下着姿で出てくるのでちょっと興奮する。ピーター・セラーズが拷問されるときの帰ってきたウルトラマンのプリズ魔戦のようなアヴァンギャルドな演出も嫌いじゃない。

そしてこんな映画でも男のダメさや情けなさを哀愁をもって体現するウディ・アレンはさすがである、悪役なのに。
ラストがむちゃくちゃすぎる。カジノ要素はあまりなく、007らしいアクションもなかったけど、これはこれでまあまあ面白かった。
DamKeeper

DamKeeperの感想・評価

4.0
昔観たときは無理と思ったけど、歳を経て観ると最高ですね。
007で一番面白いのはコレかも知れない。パロディなのに。

ピーター・セラーズが出てきたら空気が変わりました。流石です。
Ryohei

Ryoheiの感想・評価

3.3
《ウディ・アレンの陰謀》

007と聞いておそらく皆様が思い描く有名なイオンプロシリーズからは逸脱した別のプロダクションの作品。

その分やりたい放題でぶっ飛んでる上に訳がわからない始末。笑
大抵映画って物語の終幕に向かうほど話がまとまるはずなのに、この作品は終幕に向かうほど意味が分からなくなっていく😭

それもそのはず、元々本作でジェームズボンドとして主演はピーターセラーズを予定していたが、途中で撮影をボイコットされ、何とか他の方法と演者で映画を完成させようとした結果が、何人ものジェームズボンドを登場させようとしたいきさつから生まれたのが本作。

パロディ映画としての位置づけではあるが、
キャストが無駄に豪華。笑
セラーズの他にも、デビット・ニーヴン、オーソン・ウェルズ等々。

中でも最も印象的なキャラがウディ・アレン。
世界征服を企みバイオテロを仕掛けようとするもそのバイオテロの理由が、「世の中の女性をもっと美女するため」という誰も損しない理由で笑っちゃった。

60年代のお笑いということで全体的にドリフターズ的なお笑いなんだけど、7周くらい回って現代で受けるのかもしれない笑

政治的アイロニーといった皮肉やブラックジョークは戦後20年と間もない時代にしか出来ない笑もあるからこういった作品は価値ありますよね。

「レオン」のナタポを彷彿とさせるようなセラーズのコスプレ大会笑った

クレジットに名前ないけど、『アラビアのロレンス』見た直後なのに、まさかのピーターオトゥールカメオ出演してたって?!笑
スパイ業を引退し隠居生活をしているジェームズ・ボンド(デヴィッド・ニーヴン)のもとに各国の諜報部の幹部が訪れた。
各国の諜報部員が何者かに殺害されている為にボンドに協力を仰いできたのだ。
拒否するボンドだが直後にボンド邸が破壊されてしまう。
ボンドは生き残っている諜報部員らに“007”を名乗る事を命じ、敵を混乱させる計画を実行し・・・。

いわゆる通常の『007』映画とは違い、パロディ多才のコメディ作品です。
この映画の存在自体は知っていたのですが今回初鑑賞しました。

このドタバタっぷりは好きな人はハマるでしょうねぇ。
後年の『オースティン・パワーズ』に影響を与えたらしく、ラストはまさにそれ。
そこに至るまでがクドく感じて個人的にはキツかったです。

そして驚いたことに主役は本来ピーター・セラーズとのこと。
カジノのシーンだけしか出てこないのに…と思いましたが、色々トラブルがあったようで(笑)

別モノとして楽しむ『007』映画ということは肝に銘じておきましょう。
 私が子供の頃に、本の中で、和田誠さんたち「いい大人」が大絶賛していたが、当時はレンタルビデオもまだなかったので、観ることができなかった。
 ずいぶん後にDVDで初めて観たのだけれど、「なんじゃ、これは」とのけ反ったものだ。
 「いい大人」がこんなもの喜んでたのか!
 ただ、それから何度も観直すうちに、どんどん癖になって来るから困ったもんだ。
 
 本作でいちばんいい仕事をしているのは、多数いるうちのどの監督でも俳優でもなく、間違いなくバート・バカラック。
 とはいえ、私は筋少のアルバム「猫のテブクロ」を先に知っていたので、オープニング曲を聴くと、どうしても「GO! ハイキングバス!」と歌ってしまう。
 ボーカル曲の「The Look of love」も素晴らしいし、インストルメンタルもすべて「ああ、なんてモダンでお洒落なんだ」という曲揃い。
 
 曲の話なら、バカラックのオリジナル以外もせねば。
 無意味にライオンがいっぱい登場するシーン(あきらかに別撮りか、ほかのフッテージ)では「野生のエルザ」が流れる。
 エルザと言えば、日本では松島トモ子を齧ったライオンの先祖としても有名である。
 
 ピーター・セラーズが、「レオン」のナタリー・ポートマンばりにお着替えをする(違うか)シーンで、ローレックに変装するところでは、ロートレックの伝記映画「赤い風車」の「ムーラン・ルージュの唄」が流れる。
 っていうか、「赤い風車」って同じジョン・ヒューストン監督だよね。
 爺さん、ふざけてやがんな。ま、本作では嬉々として出演もしてるし、ふざけてるのは間違いない。
 
 ウルスラ・アンドレスがドイツにいったパートでは、トム・ジョーンズの「何かいいことないか子猫チャン」。
 ウルスラ、そっちにも出てるよね。
 というか、「~子猫チャン」も作曲はバカラックだし、脚本はウディ・アレンだし、ピーター・セラーズもキャプシーヌも出てるし、もう何が何やら。
 
 とはいえ、本家イオン・プロだって、パロディ的に「アラビアのロレンス」「荒野の七人」「未知との遭遇」なんかを臆面もなく使ってるしな。
 
 本作のいちばん素晴らしいところは、イオン・プロの「カノン」しか観ていない人には解けない映画クイズが作れるし、解けちゃうこと。
 
「映画でボンドを演じた俳優を10人あげよ」
 ⇒イオン・プロだけだと6人しか答えられない。
 
「映画史上唯一、ボンドガールとボンドの両方を演じた俳優をあげよ」
 ⇒本作を見てないと、質問の意味すら理解不能。
  ウルスラ・アンドレス、「カノン」での初代ボンドガールなのに何やってんだ。
  あと、ついでに言うと、エヴァ・グリーンより何十年も前に前にヴェスパーを演じてるわけだしね。
 
 それにしても、これだけ滅茶苦茶な作品なんだけど、根幹のプロットは一応ちゃんと「カジノ・ロワイヤル」になってるところが、凄い。いや、凄いのか、それって。
 ちょっと「高慢と偏見とゾンビ」的でもある。
 
 この翌年にも、「豪華出演者によるトンデモ映画」としては、スタッフなどの共通点はないが、「キャンディ」が作られている。っていうか、ジョン・ヒューストン! あんた、そっちも出てるよね!
 
 あとは、ずいぶん後年の「マーズ・アタック!」あたりが、これらの系譜にある。
 本作でもUFOが出てくるんだけど、ティム・バートン、そこからアイデアを膨らませたか?
 あっちは本家イオン・プロのピアース・ブロスナンも出てたよね。
 
 そうそう、あと一点だけ。
 ボンドの娘(というか、ボンドとマタ・ハリの娘というすごい設定の)「マタ・ボンド」役のジョアンナ・ペティットって、垂れ眼な感じがダイアナ・リグに結構似てません?
 そう。「女王陛下の007」でトレイシー役やってた、唯一の「ミセス・ボンド」のダイアナ・リグ。
 こんな馬鹿映画観てるのに、「ああ、トレイシーがあそこであんなことにならなかったら、母親似のこんな娘が産まれてたのかも」なんて涙ぐんじゃったよ、もう!
ひろ

ひろの感想・評価

2.0
007のコメディなのかな?
なんか終始わちゃわちゃしてて騒がしかっただけでした。
女優さんがキレイな人多かったけど誰が誰なのかさっぱりわかんなかった。

ウディアレンはほぼ変わらずウディアレンのままでした。
マサ

マサの感想・評価

2.0
1967年版カジノロワイヤル。カジノのイメージはほぼ無かった。引退後のボンドが主人公だけど物語が終始ドタバタしているせいか、クールさは感じられず。ウディ・アレンが50年前の作品なのに今の印象とほぼ変わらずに出ているのには驚いた!ラストはあれでいいのか!?
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