がんちゃん

ピンポンのがんちゃんのレビュー・感想・評価

ピンポン(2002年製作の映画)
5.0
最高の原作に最強の役者、最新の映像、最適な音楽が揃った最愛の1本。

公開から数年後、ペコこと窪塚氏の「アイキャンフライ事件」によって本当に死がねーことが証明される。
そして本作は伝説へと昇華された。

本作に学ぶ勝利の秘訣とは。
「才能・努力・目的意識」である。

チャイナは努力を怠った。
ー頑張るのは当然のことだ。

アクマには才能がなかった。
ー努力が報われないこともある。並のスポ根漫画では決して描かれないい残酷な現実。

ドラゴンは卓球が苦痛でしかなくなっていた。
ーそもそも何の為にやるのか。目的意識が結果に差を生む。

ペコは卓球が大好きだった。そしてスマイルやアクマにとってのヒーローであり続けようとした。
自分以外のために頑張れる人間は高いパフォーマンスを発揮する。スポーツも仕事も一緒だね。

ただし勝敗と成長は別物。
本作における最大の魅力は、登場人物全員がひと夏を通して精神的に大きく成長していく姿ではないだろうか。
特にアクマ。他人を思い遣れるイイ男になっている。

スポーツっていいねー。
ド文科系の俺は血便出るまで何かに打ち込んだことがない…。
シコリすぎて赤玉出たことはある。
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