どうも。るろ剣が好きすぎて20年前に剣道部へ入部したものの、先輩の面をノーガードでひたすら受け続ける苦行に頭骨と脳細胞が耐えかねて中1の2学期で退部したおがんちゃんでござるよ。おろろ…
さて、るろ剣。
緊急事態宣言で映画館が休業すると聞いて慌てて観に行きました。
マッケンユーがいい！
原作の雪代縁は鼻メガネのシスコンお兄さんというシリーズ屈指のこじらせキャラだが、本作ではさらに原宿系ガチムチワルメン要素が追加されていよいよ大渋滞。
縁真剣佑に改名しちゃいなよ。
実写版の魅力はアクションシーンにキャラクターの特性がしっかり反映されている点。
縁の場合、本職は武器商人という設定を生かし「複数の刀剣を使い捨てながら戦う」という原作にない演出がよき。
そういう意味では冒頭の機関車バトルが1番良かったかも。
剣術ｘ体術が持ち味の縁は駅構内を縦横無尽に暴れ回るのに対し、牙突おじさんこと斎藤は車両を直進するという対比の構図。まさに「狂犬の縁vs壬生狼の斎藤」のワンワンドリームマッチにファン歓喜。
実写るろ剣シリーズのキャラクターは原作完コピではなく、原作と違うにも関わらず「このキャラは紛れもなく○○」といえる説得力がある。
そんな評判を受けてか、人気キャラの出番を原作よりも増やした点はグッド。ぶっちゃけ人誅編はストーリーがそこまで面白くないので、キャラで推すしかなかったのかもね。
それでも、藤原竜也の志々雄真実がインパクト強すぎて物足りない感が残る。真剣佑もプレッシャーだったろうな…。
▼好きだけど削られた原作エピソード
5位：図太い神経！狂経脈
4位：物理法則とは！疾空刀勢
3位：セルフバキ！三半規管摘出
2位：少年誌の限界！屍人形
1位：不味い…同人誌を賑わせた縁×薫
