荒野の狼

ヒトラー 〜最期の12日間〜の荒野の狼のレビュー・感想・評価

ヒトラー 〜最期の12日間〜(2004年製作の映画)
5.0
『ヒトラー 〜最期の12日間〜』(原題:Der Untergang、英題:Downfall)は、2004年公開のドイツ、オーストリア(英語版)、イタリア共同制作による156分の映画。ヒトラーの個人秘書トラウドゥル・ユンゲ本人の証言映像が冒頭とエンディングに流れ、トラウドゥル(演、アレクサンドラ・マリア・ララ)の目から見たヒトラー(演、ブルーノ・ガンツ)の最後の日々が描かれる。ヒトラーを描いた戦争映画は多いが、自殺にいたるまでの最後の数日の状況は映画化されておらず、追いつめられたヒトラーの狂気、愛人エヴァ、動揺する側近たち、不気味なゲッベルスの追従とその家族の悲劇的最後、激しい市街戦と戦争に巻き込まれる市民、などが描かれており貴重。
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