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ヒトラー 〜最期の12日間〜のHOHOのレビュー・感想・評価

ヒトラー 〜最期の12日間〜(2004年製作の映画)
3.5
《映画の中のナチス①》
ブルーノ・ガンツ演じる晩年のヒトラーの姿は、感情の起伏の激しさ、指導力の無さで、滑稽に見えるほどだった。それなのに、ドイツ市民や軍人たちは、厳しい市街戦の中にあっても「ヒトラー」というひとつの虚構を信じ、死を選ぶ。その人物の実際ではなく、作り上げられ周囲から固められたイメージで起きた恐ろしき史実…という印象を、このドイツ製作の作品からは感じる。
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