長年ウォッチリストに入っていたものを、ようやく消化。初見です。
これ、やっていることはほとんどチャップリンの無声映画ですね。
言外に語られるストーリーの豊かさよ。これぞ映画だって感じで嬉しくなっちゃう。
トムの可愛さが大爆発している。
”何も考えずに楽しめる”って表現は大嫌いだけど、これは難しく考えず、でも絶えず頭を働かせながらみると楽しい。
あまり説教臭い小難しい映画は見たくないと思っていたタイミングにはベストチョイスでした。
キャサリンゼタ=ジョーンズの麗しいこと。これまではそれほど好きではなかったけど、かなり見直した。
15年前の作品だからか、ちょっとゆっくりすぎて、この内容なら90分くらいでいいかもというのと、最後もうすこしひねりとかトンチがあるともっと嬉しかったかな。
小ネタ1:スーツケースをビクターに壊されて怒っていた少女は、スピルバーグ監督の実の娘だと
小ネタ2:トムハンクスとスピルバーグのコンビで、唯一アカデミーノミネートされなかった作品だと
小ネタ3:空港はすべてセットで、出てくるスタバなどのフードチェーンの店舗も全部1から作っているだと