ノッチ

ゲート2/デモンボーイズのノッチのレビュー・感想・評価

ゲート2/デモンボーイズ(1989年製作の映画)
3.0
あれから2年が経ち、15歳になった少年は再び悪霊学に興味を持ち始め、廃墟で古代神を呼び戻す儀式を行う。

現れた小鬼ガバリアンは彼らの願いをかなえる力を備えていたが……。

『ゴーストバスターズ』などで知られるR・W・クックで注目を集めたファンタスティック・ホラー『ザ・ゲート』の続編。

再び地獄から現世に現われた悪魔と少年の戦いを描く。

前作の主人公の友達が大きくなり、前作の舞台となった廃墟で、ふたたびゲートをひらくってお話。

主役に昇格ですかぁ。

しかも前作ではちょっとオタク風だったけど、今作ではちょっとイケメン風に成長しています。

観ていてとってもうざい青年になっちゃっています。

ちなみに前作の主人公は引っ越しだかなんだか知りませんがいない状態です。

ストーリーは続編にしては面白いほうだと思います。

でも、ゲートの存在自体なんか設定変わってないか?

今作は製作費が少ないのか、ミニオン1匹とデーモン1体が登場。

前作を観てなくても一応大丈夫ですが、より楽しむなら前作を観ておいた方が良いです。

前作よりはって言われるとそれまでですが、まぁまぁ面白いです。

前作ではどちらかというと子供たちの冒険みたいな雰囲気だったけど、今作はティーンエイジャー映画みたいなラブロマンスとかもあります。

クックのストップモーション・アニメによるモンスターは必見です。

動きは前作以上のなめらかさで、本当に生きてるみたい。

そういうのを重視するなら今作がオススメ。

しかし今作の主人公は前作で悪魔のヤバさは知ってるのに、わざわざ復活させようとするとはね。

しかも復活させたらさせたで、「やっぱヤバイ!」とかいって再度封印しようとするとかギャグみたいだ。

まぁ初心者向けのホラーですので、ホラー苦手な人でも安心して観れると思いますよ。
ノッチ

ノッチ