うかりシネマ

エイリアンVS. プレデターのうかりシネマのネタバレレビュー・内容・結末

エイリアンVS. プレデター(2004年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

南極で巨大な熱源反応が観測され調査に向かうが、そこはプレデターがエイリアンを狩るために用意した狩場だった。地下迷宮で調査隊は、エイリアンとプレデターに襲われることとなる。

調査のためにプロフェッショナルを集めるオープニングからしてB級感が溢れ出て、どのキャラも存在感がある。
『プレデター2』で示唆されたエイリアンとプレデターの関係は興味深く、バトルも面白い。「エイリアンはプレデターに狩られる」という力関係からさらにアングルを追加することで、プレデターを主人公側に立たせつつパワーバランスで緊張感を作っている。

主人公を認めたプレデターは妙に面倒見がよく、弟子のために武器を作ってくれたり一緒に走ったりと、チャーミングな師匠という感じ(そこまで擬人化していいのか、とも思うが)。
プレデターとエイリアンの対決は満足だが、せっかくキャラを立たせたのに調査隊メンバーがあっさり死にがちなのは残念。

『エイリアン4』と『プレデター2』の後に製作されたが、『エイリアン』、『プレデター』、『プレデター2』を観ておけば設定的には問題ない(『3』、『4』に登場するエイリアンも拾われるが)。