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007 スカイフォールのhhのネタバレレビュー・内容・結末

007 スカイフォール(2012年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

前2作は吹き替えで見てたから字幕版でも見てみようと思って字幕にしたけど、国を移動したときとかに出てくる地域名がちゃんと吹替版だと日本語に表記し直されてるの知ってすげ〜!てなった。

OPがずっとかっこいい…今回のはアデルの曲だけ知っててこの映画の主題歌だったのを初めて知った。映画の内容に合わせた映像で、今回は今までより物語とOPの境が曖昧というか、OPの入りがオシャレというかなんかもうめっちゃ良かった。終盤の、凍った池に落ちたシーンともつながりを感じて、見終わったあとにもう一度OPを見て良かった。

回を追う毎に面白くなってて楽し〜〜〜!てなった。前作より圧倒的にスマートさに磨きがかかったこのジェームズ・ボンド流石にかっこいい…
今作に限らずだけどダニエル・クレイグの立ち姿がほんと非現実的なくらいカッコよくて困る。等身が高くて個人的に理想的なプロポーションで、ポケットに手を入れて仁王立ちしてるだけなのにかっこよすぎる…船でも姿勢良く立ってて脚長すぎてニヤッとしてしまった。
Qが出てきたことで分かりやすく笑える所が増えたというか、ちょっとコミカルになってそれも良かった。

終盤に乗り替えた車は、これまでの007シリーズの定番の車だったのかな??と思った。過去作もやっぱできるだけ見たい。

猟銃で遠くの的に秒で完璧に当てたシーンで、ボンドは本当に銃の腕前ナマってたのか?試験は本当に全力を出した上で不合格だったのか…??ていう疑惑が拭えないまま終わった。試験のときは、話しかけられて集中できなかったり、腕に弾の破片が入ってたから身体的なテストは全部不合格だったので説明できそうだけど、酒や薬物依存気味っていうのは…?ていう…。でもあのニュースを見なかったら戻ってなさそうだし、寝られないとか呑んでるシーンも多いし、本当に心身ともにギリギリで、その上で戻ってきたのかもな…単に猟銃のシーンはカンを取り戻したよっていうシーンなのかもというのも分かってはいる。あまり腑に落ちてないけど、全然考えすぎかも。

シルヴァがなんかもう気の毒というかなんとも言えない感情になった。めちゃくちゃ魅力的な敵だった。Mを憎んでもいるし愛してもいるしみたいな…。諜報員は身寄りのないほうが…っていう話もしてたし、シルヴァも身寄りがなかったんだとしたらMを母親みたいに慕っていて役に立とうとしていて、でもやっぱり自分は捨て駒なんだと気付かされて、このとき既に憎かったか分からないけどそれでも国とか組織とかMのために自死しようとしたのに死ねず、自死のための毒で骨格が…という…今までの結果なんて関係なく見捨てられて殺したいほどМが憎いけど、愛してるからMに殺されたいみたいな…複雑だった…ハビエル・バルデムの演技がすごかったな…
あの頬骨兼入れ歯みたいな器具を外した状態の顔はどうやって撮ってたのか気になる。CGなのかな…。本人の演技はもちろん、吹き替えもこの部分だけ見たけど声の演技凄かったな…

Mの言った、1つだけ正しかったっていうのは何なのかよく分かってなくて、吹替版聞いてみたら「あなたを信じたのは正しかった」て言ってて、なるほどという…。ボンドの吹き替え小杉十郎太さんじゃなくなって藤真秀さんだった…聞いたことあると思ったらジャッジアイズの海藤さんだった…
吹替版もそのうちちゃんと見たい。
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