ぐるぐるシュルツ

アルフィーのぐるぐるシュルツのレビュー・感想・評価

アルフィー(1966年製作の映画)
3.8
みだりに人を不幸にしたり敵にしちゃいけない、そいつと砂漠のど真ん中で会うかもしれん。

〜〜〜

みたいな気の利いた台詞がずっと続く。
それに、ずっとこっちに向かって
話しかけてきやがる。
これは反則。面白い。

しかも、主人公のアルフィーは色男なんだけど、
「弱さ」が見え見え。
本人はそれに全く気付いてなくて自信満々だし。
なんだこの、愛すべき憎めないチャラ男。

でも、頑張って英国紳士風のユーモアを言いつづけたって、
ずっと飄々ではいられなくて、
そしてあの最後の台詞。
こっちをじっと見つめて。

なんか旧友みたいな気持ちになって終わる。
どうせあいつは変わらずやってるよ、
って噂したい。

〜〜〜

Amazon オリジナルドラマの『Fleabag』がとっても好きだったから、この話しかけてくる×英国皮肉ユーモアの組み合わせは、しっくりはまったなぁ。

何が人生だよ。わかるんもんかって。

〜〜〜

アルフィ〜♪ってエンディング曲。
有名なやつ。椎名林檎がライブで歌ってた!