2020年のリメイクを見たあと改めて見ました。
ちなみに私が初めて劇場で見た大人の映画がヒッチコックの方の『レベッカ』。
なんと10歳の時、どーしてもこれを見たかった母が私を劇場に伴ったのでした。面白かったけど、ダンバース夫人と偏執狂的にきちんと間隔を開けて書類が並んだレベッカの仕事机がそれはそれは怖かったことを覚えています。
今見たら怖くないんじゃないかと思ったのですが、やっぱり最初見た時ほど怖くなかったです。
面白かったのはヘイズコードが生きていた時代特有の事件の顛末の持って行き方。これだと誰も悪くないみたいな感じで重罪ではない罪は許されてしまうのですが、そのおかげで安心して映画見ていられますね。
映画作家は欲求不満になったかもですが、興行的には良い制度だったのかも・・・
この映画のヒロインはより清楚な感じが良かったですが、マキシムのだらしなさはこっちの方が気になったかな?
ダンバース夫人を首にしとくまではしなくても、仕事部屋からレベッカのイニシャルを花嫁を連れてくる前に一掃しとくぐらいのことはしといてもよかったのでは?と思いました。
昔見た時なぜか犬のジャスパーがすごく気に入って、あんな犬が欲しいと思ったものですが、ヒロインにすぐ懐いたの、原作では理由とか書いてあったのかしら?