てれ

ファイナル・プロジェクトのてれのレビュー・感想・評価

ファイナル・プロジェクト(1996年製作の映画)
3.9
邦題からは分からないけど「ポリス・ストーリー」シリーズの最終章。ソ連崩壊直後のロシアとウクライナ、飛んでオーストラリアと舞台がよりワールドワイドなので、一作目から観てるとカークイも出世したんだなぁと感慨深い。
本作に限ってメイ(マギー・チャン)がいないのが悲しい…しかしトンピョウの上司役は健在で、やっぱりカークイとのツーショットは画になるね。
ただ、続編なのにカークイではなく、もうジャッキーとがっつり呼ばれてるのは何でだろう。個人的にはチェン・カークイっていう役名が好きなんだけどな。

今回も、ジャッキーの名物とも言える「身の回りのもの全部武器にする」という持ちネタがあって面白かった。特にあの脚立ぐるぐるアクションすげぇ…!よく工具の取説で目的外の使用禁止とかあるけどそんなの知るかよって言わんばかりの軽快な脚立さばき。NGシーンで脚立の下敷きになっていたジャッキーが痛々しい。
あとスタンリー・トンってヘリコプターにジャッキーをぶら下がらせるの好きなのかな(ポリス・ストーリー3に引き続き) 見てるだけで心臓ヒュンッってなる…

萌え映画だった(!?)と思うのは私だけかしら? ゴマアザラシの帽子被ってるジャッキーとか、アザラシと握手してるジャッキーとかコアラ抱っこしてるジャッキーとか、とにかくKawaiiの大サービスだった。全裸で放置プレイわろた。ジャッキーかわいそかわいい。

香港やアジアで暴れ回ってるジャッキーが自由奔放で好きだけど、世界レベルを意識した映画があるからこそジャッキーは国を越えて人気なんだなって思った。
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