“殺しのノウハウ”
連続殺人鬼ブノワに密着取材をしているという設定のフェイクドキュメンタリーです。
冒頭、列車内でブノワが女性を絞殺するところから物語が始まります。
シーンが替わるとブノワがインタビュー取材に応じている、という形式で映画は進みます。
フェイクドキュメンタリーという手法で、まるで劇場型犯罪を見ているかの様に描いている本作はなかなか画期的な作品だと思います。
「我々の社会が抱えている問題は何だ?暴力だろ」と語る殺人鬼ブノワ。
何度も「お前が言うなっ!」的ツッコミ入れました、笑
ナチュラルに頭のおかしな人なので途中からコメディみたいに感じるのが不思議でしたね。
因みに、この主人公ブノワはフランスに実在した犯罪者ジャック・メスリーヌをモデルにしているそうです。