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アメリカン・サイコのhmのネタバレレビュー・内容・結末

アメリカン・サイコ(2000年製作の映画)
3.2

このレビューはネタバレを含みます

ポモっぽい理解をせざるを得ない感じの映画。
固有名詞の乱舞で頭が痛くなる(なんとなくクリスタルって感じだろうか)が、消費社会の差異化ゲームの中で、顔がそっくりですべてが自分より上の男を衝動的に殺してしまったことから、殺人の衝動が止まらなくなって・・・・・・

一流レストランの予約がとれたかとれなかったかで一喜一憂とか、名刺のデザインのおしゃれさで一喜一憂

白眉は最後で、弁護士にすべてを告白するが、理解されず、告白にも意味がない(人を殺して、他人から見られてきまるものじゃない、自分自身を手に入れたような気がしていたが、それを告白してさえ、無関心、表面にしか興味のない社会の中で、自分が「流通」してしまう、名札通りで通ってしまうということに絶望する、といったところ

1ST最初の殺人、MP刑事の登場、2TP大量殺人のシーンに続く弁護士への告白
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