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キル・ビル Vol.1のliamのレビュー・感想・評価

キル・ビル Vol.1(2003年製作の映画)
3.9

監督は「ジャッキー・ブラウン」のクエンティン・タランティーノ。主演は「チェルシーホテル」のユマ・サーマン。出演は「シカゴ」のルーシー・リュー、「バナナ★トリップ」のヴィヴィカ・A・フォックス、「新 影の軍団」の千葉真一など。

史上最強と言われた女エージェントのザ・ブライドは、結婚式当日にかつてのボス、ビルの襲撃を受け、夫や身ごもった子供まで殺されてしまう。4年後、昏睡状態から目覚めた彼女は、ビルへの復讐を決意する。

監督のやりたい事が沢山詰まっている作品で、暴力が渦巻く映画になっている。

日本のヤクザが登場するが、オーレン石井の紹介ではでは唐突にアニメのパートになる。笑 このアニメパートは攻殻機動隊の制作会社が担当している。
寿司屋では千葉真一が服部半蔵として登場する。弟子とのやり取りは全てアドリブらしいが、そこだけハリウッド映画ではない雰囲気になっていた。笑
他にもオマージュ等が沢山で、監督のこだわり、愛を感じる事ができる。

日本が登場する作品で毎回思うのは、ハリウッドに出てくるような日本旅館や建物に行ってみたいという事。こんな特徴的旅館は絶対日本にない。笑
あと飛行機の中に、剣を何事も無く持ち込んでいるのには笑った。笑

各キャラクターも個性的で、一度観たら忘れない風貌と人格を持っている。笑

監督の作品は大好きなので、どの作品でも凄く楽しい。ただそうでもない人や、暴力が苦手みたいな人だとかなり合わない映画ではあると思う。

日本と暴力を楽しむ映画。
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