さよなら僕のマクガフィンたち

ナイト・オン・ザ・プラネットのさよなら僕のマクガフィンたちのネタバレレビュー・内容・結末

4.2

このレビューはネタバレを含みます

地球上の、とあるロサンゼルス、ニューヨーク、パリ、ローマ、ヘルシンキの街角、夜。
普通に暮らしていたら絶対に出会わない者同士の人生が交錯するひとときを切り取った映画。ほぼなにも起こらない点において、会話劇に近い。
僕は前半3つの話が好き。ウィノナライダー演じるロサンゼルスの女の子のファンキーぶりと、女優のスカウトの女性との距離が近づいていくのが見ていて気持ちが良い。
2話目は東ドイツの元サーカス団員の運転手の間抜けっぷりとそれをいなす男性とのやり取りが絶妙だ。
3話目は、なんといっても盲の女性の聡明っぷりが素晴らしい。

誰がタバコを吸い始めるか、なんて思いながら見ていると良い。

出張中、機内にて鑑賞。