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パリ、テキサスのしおりのネタバレレビュー・内容・結末

パリ、テキサス(1984年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

PERFECT DAYSがよすぎたので、ずっと観たかったこちらもようやく。さすが、特にドライブシーンは印象的なものが多くて、見惚れてしまった。

ミステリー要素を感じさせる冒頭だったけど、どちらかというとヒューマンドラマですね。

一度壊れてしまったものを元に戻すことなんてできない。それはすごくわかるから、辛かったな。

トラヴィスとジェーンが最後に会話をした後の空の色、美しすぎる。母子の再開のシーンは泣いた。愛にあふれていた。服の色が緑で揃っているのがまたいい。トラヴィスとは、赤だったね、それもよかった。

弟夫婦は可哀想ではあるけれど、実際の親子愛の前に論理は吹き飛んだ感じがあった。ハンターがとにかく可愛い。けど、子どもって残酷だよな、とも思う。
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