アラサーちゃん

やかまし村の子どもたちのアラサーちゃんのレビュー・感想・評価

やかまし村の子どもたち(1986年製作の映画)
4.0
これまた女の子すきですよね〜な北欧映画。可愛いですよ〜。北欧の児童文学が原作の子ども映画だし。
静かに胸を打つ映画を撮らせたら右に出る者はいないと言っても過言ではないラッセ・ハルストレムの初期に近い作品。彼が描く子どもってほんとに無邪気で可愛くて愛に溢れてるんだよね。

3軒しか家のない田舎村の子どもたち6人のストーリーで、彼らを通して村の四季が描かれます。
穏やかでね、和やかでね、ほんとにこころが暖かくなる。観たあとになんだか「一ヶ月休暇をとって癒やし旅行に行ってきました!身も心も充電バッチリです!」って気分にさせてくれる。
昔よく遊んだシルバニアファミリーの世界観。

悪い人も出てこないし、大きな事件もないし、誰かが悲しむこともない。淡々とした日常の断片が四季とともに描かれるのだけど、そのなかでも彼らの少しずつの成長だったり、ちょっとした歳の差と性別と性格の違いだったりを感じ取ることができる。