マシューボーンのキックアス
2011年4月24日 17時24分レビュー。
原作マークミラー。監督マシューボーン。
評価ウナギのぼりだった本作。
雑誌の強烈レコメンで未公開から公開。
我が県も年明けに公開。ヒーロー物、もろ直球のタイトル「キックアス」。
どうやら子供ヒロイン、過激らしいという予備知識。ようやく鑑賞しました。
うーんなるほど。
有名どこは、怒れる兵器父ちゃん、ニコちゃんことニコラスケイジだけ。以下少々不満つづく。
なんか、テンポがコメディ映画のテンポでアメコミヒーロー物撮りましたという感じでしょうかね?
映画のペース、カット割がはやいです。緊張感がそがれた感じがしました。
私はそれが駄目でした。
そして前半のタイツ君と後半の好演クロエモレッツのエピソードがなんか半端にみえます。
あとこれが一番なんか感情が乗らない理由ですが、
悪が全然、悪人に見えない。愉快な悪人というか、やさしそうな連中です。
やはり原作がそうだよっといわれればそれまでなんですが、クロエモレッツの怒りが伝わるまで中盤からのエピソードでなんかいきなりでてきたようで、、、。
んで、すんごい残虐性発覚みたいなのりについていけなかったんだよなー。
コメディ映画の悪役に見えて、後半のスラッシャーの
ギャップに全く気持ちは空回りという結果です。
あと長廻しが本作無いんです。そこが、いまいちもりあげというか、じっくり魅せない感じがなんかな馴染みませんでした。
そこが問題、趣向の表れというか、好きじゃないというか、後半の怒りがイマイチ、私には伝わりません。
暴力とか、
小さい子がこんなに冷酷なとか、に不満じゃなくて、
監督の演出にそりがあいません。
一応ジョンウー「カラテ愚連隊」から「スカーフェイス」アメコミ、モリコーネ音楽等々のリスペクトネタもでますが、なんか取ってつけたかんじで、無いほうが良かったのになぁと。
スイマセンがこの本作レコメンした雑誌の三本。
今まで全部駄目でした、「ショーンオブザデッド」「ホットファズ」「キックアス」
理由テンポ終始がはやくて、なんか合わないという感じ。
ですが、私的思慮挟まなければ、
庶民的ヒーローキックアス!の活躍を是非という感じでしょうか?
等身大ヒーローキックアスの活躍を描く物語。
マシューボーンのキックアス是非どうぞ!